基礎知識

単純承認と限定承認

単純承認とは、相続人が故人の権利義務(財産や負債)を全て承継することをといいます。 一方、限定承認とは、故人の権利義務(財産や負債)を全て承継するものの、負債については、承継した財産の限度でしか責任を負わない、という方法 … 続きを見る>

相続放棄の注意点

相続放棄の注意点(法定単純承認) 相続人は、限定承認又は相続放棄をする前に、一定の処分行為等をした場合、法律により単純承認をしたものとみなされます。これを法定単純承認といいます(民法第921条)。 法定単純承認事由 民法 … 続きを見る>

相続放棄に必要な書類

相続放棄に必要な書類は、以下のとおりです。 基本書類 1.相続放棄の申述書 2.被相続人の死亡の記載のある戸籍(除籍、改製原戸籍)謄本 3.被相続人(亡くなった方)の最後の住所地を証する住民票除票又は戸籍の附票 4.申述 … 続きを見る>

相続放棄とは

相続放棄とは、相続が開始した場合に、相続人が被相続人(故人)の権利義務を一切承継せずに放棄することをいいます。 相続放棄の申述人 申述人とは、相続放棄する旨を家庭裁判所に申し立てる方のことをいいます。原則として相続人が申 … 続きを見る>

限定承認とは

限定承認とは、故人の権利義務(財産や負債)を全て承継するものの、負債については、承継した財産の限度でしか責任を負わない、という方法です。 限定承認の手続 限定承認は、相続によって得た財産の範囲で相続債権者及び受遺者に弁済 … 続きを見る>

相続放棄と遺産分割協議

相続放棄は、家庭裁判所に申述することにより、被相続人(故人)の権利義務一切を引き継がない方法です。 これに対し、遺産分割協議は、遺産をどのように分けるかという共同相続人間の合意に過ぎないため、相続債権者を拘束することがで … 続きを見る>

3か月の熟慮期間内に決められないときは

3か月の熟慮期間内に相続を承認するか放棄するか決められないときは、相続の承認又は放棄の期間伸長の申立を行います。 熟慮期間の伸長 相続が開始した場合、相続人は3か月の熟慮期間内に遺産の調査を行い、承認するか相続放棄するか … 続きを見る>

3か月経過後の相続放棄

相続人は、「自己のために相続の開始があったことを知った時から三箇月以内に、相続について、単純若しくは限定の承認又は放棄をしなければならない(第915条)。」と定められています。 しかし、被相続人(故人)の死亡から3か月経 … 続きを見る>