用語集

定額小為替(ていがくこがわせ)

戸籍や住民票を郵送で請求する場合の支払方法として、定額小為替(ていがくこがわせ)が用いられています。

定額小為替とは、郵便局の窓口で発行している証書のことで、少額の送金に適したサービスです。証書の種類は、50円、100円、150円、200円、250円、300円、350円、400円、450円、500円、750円、1000円の12種類があります。

お金を送る場合

戸籍等の手数料の金額に応じて、郵便局の窓口(為替や貯金の窓口)で必要な種類の小為替を購入します。例えば、戸籍謄本1通450円であれば、450円の定額小為替1枚を購入します。発行時に証書1枚につき100円の手数料が必要です。450円の定額小為替1枚購入するのであれば、現金での支払額は550円となります。
戸籍等を郵送で請求する場合、必要な額の定額小為替を購入し、封筒に同封すれば大丈夫です。

注意点

定額小為替の有効期限は、発行日から6ヶ月です。6ヶ月を経過した場合、再発行の手続をとる必要があります。その際、所定の再発行手数料がかかります。

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