未支給年金(みしきゅうねんきん)
年金を受けていた方が亡くなり、まだ受領していない年金がある場合、これを未支給年金といいます。
年金は後払いになっているため、年金を受けている方が亡くなった場合、未支給年金が発生します。
例えば、2月に振り込まれる年金は、その前の年の12月と今年の1月分です。したがって、2月10日に年金を受けている方が亡くなった場合には、2月分の年金が未支給年金となります。
3月15日に亡くなった場合には、2月分と3月分が未支給年金となります。
未支給年金を受け取ることができる遺族は、年金を受けていた方が亡くなった当時、その方と生計を同じくしていた(1)配偶者 (2)子 (3)父母 (4)孫 (5)祖父母 (6)兄弟姉妹 (7)その他(1)~(6)以外の3親等内の親族です。
未支給年金を請求するために必要な書類は、(1)亡くなった方の年金証書、(2)死亡の事実及び相続関係が分かる戸籍、(3)亡くなった方と請求する方が生計を同じくしていたことが分かる書類等、となります。
未支給年金を受け取ることができる遺族一覧
被相続人(故人)が亡くなった当時、被相続人と生計を同じくしていた次の方
(1)配偶者
(2)子
(3)父母
(4)孫
(5)祖父母
(6)兄弟姉妹
(7)その他(1)~(6)以外の3親等内の親族