団体生命信用保険・団信(だんたいせいめいしんようほけん・だんしん)
団体信用生命保険(一般的に「団信」と呼ばれています)は、住宅ローンの返済中に死亡や高度障害状態になった場合に、残りの住宅ローン残高を保険会社が代わりに払ってくれる保険です。
民間の金融機関から住宅ローンを借りるときは、原則として団体信用生命保険の加入が条件となっています。近年では、3大疾病特約付や8大疾病特約付の団信もあります。これらは、死亡や高度障害状態になった場合に加えて、特定の疾病(がん、脳卒中、心筋梗塞など)が原因で一定の要件に該当した場合にも、残りの住宅ローンを保険会社が肩代わりしてくれる団信です。保険料は、通常金利に上乗せされているため、別途支払をする必要はありません。
なお、一部の金融機関やフラット35では、団体信用生命保険への加入が任意となっています。任意に団信に加入した場合、団信の保険料は、住宅ローンとは別に、年に1度支払を行う必要があります。